股関節が痛い原因とセルフケア
股関節が痛い
と言っても、
鼠径部が痛い…
股関節の横が痛い…
お尻の奥のほうが痛い…
などなど、それぞれ痛む場所が
違うと思います。
しかし、そのほとんどの方が
股関節の骨のところに何らかの
異常があるんじゃないかと
思われるでしょう。
確かに、そうしたケースもあり、
左右の脚の長さが股関節のズレからきており
それを調整するだけで、
股関節の痛みが取れてしまうこともあります。
しかし、ほとんど股関節周囲の痛みは
股関節周りの筋肉のケイレンが
原因であることが多いです。
特に運動後に股関節が痛くなった、
長時間座っていたあとに股関節が
痛くなった、といったケースは
原因が筋肉のケイレンであることが多いです。
この場合によく見られる症状に
痛み以外に、
股関節がズレてるような感覚
股関節が外れそうな感覚
を訴える方が多いです。
この股関節周りの筋肉のケイレンによる
股関節痛の場合のセルフケアとして
最も有効なのは
アイシング です。
股関節の前、もしくは横に
痛みがある場合は、痛む場所に
アイスノンか氷のうを当て20分冷やします。
股関節の後ろ側、つまりお尻の奥に
痛みがある場合は脂肪があるため、
冷やす時間を30分から40分と
長めにとって下さい。
このアイシングは一回冷やして終わりではなく
痛みがなくなるまで、
できれば二時間おきに繰り返して下さい。
この処置を3日続けても
股関節の痛みが取れない場合は、
筋肉のケイレンが癖になってしまっている
ことが考えられますので、
この場合は鍼灸治療が必要です。
なかなか取れない股関節の痛みや
左右の脚の長さが違う感覚がある場合は
当院に一度ご相談ください。