脊柱管狭窄症でも鍼灸で痛みは取れる
脊柱管狭窄症で10分も歩けない…
このような症状で来られる方が
多くおられます。
脊柱管とは、
背骨にあるトンネルのようなもので、
その中を脊髄という神経が通っており
そこから各臓器や筋肉に神経が分布している。
この脊柱管は加齢と共に
狭窄(狭く)なったものを
脊柱管狭窄症と言われていますが、
それにより痛みが出るのかと言うと、
実は医師や研究者の中でも
意見が別れており、
「痛みではなく、本来は麻痺するはず」と
言うことも言われています。
確かにこれまで多くの
脊柱管狭窄症と言われた患者さんを
治療してきた結果、そのほとんどの方が
痛みが完全に取れた
かなり改善し長時間歩けるようになった
若干のシビレはあるが気にならなくなった
という結果になっていることを見れば
脊柱管狭窄症と痛みは関係がない
のかもしれません。
なぜなら、いくら鍼灸治療をしても
狭くなった脊柱管を
拡げることはできないからです。
当院では脊柱管狭窄症と言われた
患者さんでも
坐骨神経痛と同じような治療をしていますが
ほとんどの方が、それで改善しています。
脊柱管狭窄症が治らなくても
痛みが取れたり、通常の生活に
困るようなことがなければ、
患者さんにとっては、
それでOKだと思います。
もし、足腰が痛く長時間歩けないなどで
脊柱管狭窄症と言われたとしても
あきらめずに、一度ご相談ください。