うつを治すポイント”定数と変数”
鬱や自律神経失調症を
何とかしたいと思っている方は
本当に多く
それを、何とかしてあげたいと
切に思って悩んでいる
ご家族や友人、彼氏や彼女まで含めると
その数はとんでもない数に
なるでしょう。
当院に来られる鬱や自律神経失調症の
患者さんも、
ご本人で当院を探して来られるより
そのご家族や彼氏、彼女が探し、
当院に来られるパターンのほうが
実際多いです。
これを読んで下さってるのが、
ご本人なのか、その周りの方なのかは
一旦置いておき、
タイトルにもある鬱や自律神経失調症などを
治していくポイント
“定数と変数”
について話していきます。
まず定数ですが、
これは”変えることができないこと、
もしくは現状では変えれないこと”
と捉えて下さい。
例えば、仕事、人間関係など…
変数とは、その逆で
“変えることができること”
で、例えば生活のリズムや、身体など
これは以前に株式会社 刀の森岡さんが
とある番組でお話ししていたことですが、
まず、ある問題が起こった場合、
解決の糸口を掴むために、
その問題の定数と変数を把握する。
変えることができない定数に悩んでも
時間の無駄で、変えることができる
変数にしか解決する方法はないから
だそうです。
確かにその通りです。
ほとんどの方が、問題が起こった時
どうすればいいか狼狽えてしまい、
ただただ思い悩む時間が
長くなってしまうでしょう。
でも、この“定数と変数”という
概念があれば、
解決するために、何をすべきか、
何ができるかが、圧倒的に早く
把握できます。
鬱や自律神経系の病気もそうで、
その病気になった悩みの原因は、
ほとんどの場合が、
定数
であることが大多数でしょう。
しかし、どの問題にも必ず変数は
存在します。
当院での鬱や自律神経系の病気の治療では、
その変数を身体の状態と捉えています。
鬱や自律神経系の病気がある方は、
必ず背中や肩甲骨周り、首、アゴ周りに
異常な筋肉の硬さがあります。
こうした
筋肉の異常な硬さ = 身体の緊張
は、交感神経を高めてしまい、
交感神経と副交感神経のバランスを
乱してしまいます。
なので、筋肉の緊張をほぐし
身体を先に楽にしてあげるだけでも、
正のフィードバックで、精神的にも
楽になることがあります。
鬱や自律神経失調症などで、
心療内科にかかり、
対処療法である薬に頼っているだけでは、
なかなか治ることはありません。
あなた、もしくはあなたの大切な方の問題の
“定数と変数”
一度じっくり探してみて下さい。
たとえどんな小さな変数であっても、
そこから変えることで、
必ず何か変化は起こります。