膝関節がズレたままで脚を鍛えてはいけない
膝が痛くなると
·太ももの筋肉(大腿四頭筋)を
鍛えたほうがいいかな…
·筋肉で膝をカバーしよう
と、考える方も多いでしょう。
確かに、それも大切ですが、
もし、あなたの膝関節にズレがあれば
そのまま筋肉を鍛えるのは危険です⚠️
膝の関節にズレがあれば
半月板や膝軟骨、靭帯に負荷が
かかっている状態で
そのために膝に痛みが出ています。
上写真の左側では膝の下部にあたる脛骨が
外側に回転(外旋)しており、
写真の右側は正しく矯正したものですが、
左側の状態では内側の半月板や軟骨、
さらに骨と骨を繋ぐ靭帯が引き延ばされた
状態になっています。
このまま太ももの筋肉を鍛えてしまうと
半月板や軟骨、靭帯にさらに負荷が
かかってしまい、損傷や炎症を
引き起こしてしまいます。
また、この膝関節のズレは
あまり知られていないため、
整形外科や整骨院でも
膝関節の矯正はされないまま、
「大腿四頭筋訓練をしましょう」とか
「ちょっと痩せましょう」などと言われ
運動を推奨してしまいます。
もちろん、病院や整骨院で言われたら
皆さん信用して、
その通りにされると思いますが、
なかなかキレイに痛みが取れない
方が多いと思います。
そればかりか、
どんどん悪化して膝に水が溜まったり
変形してきてしまう方も少なくありません。
もし、あなたが膝の痛みでお悩みなら
一度、膝がズレていないか
確かめてみませんか?
膝のズレの確かめ方
1.膝が90度に曲がるように椅子かベッドに座る
2.写真のように膝の内側と外側の窪みに右手と左手の指を当ててみる
3.左右の指の位置が正面から見て、同じかズレがあるか確かめる
なかなか僅かなズレは素人の方では
分かりにくいと思いますが、
明らかにズレがあれば、
そのまま運動をするのは止めましょう!
膝関節のズレを治せる治療院は
多くありません。
治療に行く前に膝のズレを治せるか
確かめてから治療に行くことを
おすすめします!