梅雨時期の鬱対策
梅雨の時期や雨、雲りの日になると
鬱がひどくなる…
鬱がある方は
経験あるのではないでしょうか?
梅雨や雨、雲りの日は
誰でも気分が下がったりしますが、
これは気圧に関係します。
雨など天気が悪いときは
低気圧で副交感神経が優位になり、
逆に天気のいい晴れの日は
高気圧で交感神経が優位になります。
自律神経は気圧に影響を受けるので、
誰でも晴れなら気分がよく
雲りや雨は気分が下がります。
なので、もともと鬱や
自律神経失調症がある方は
その影響が大きく出てしまうんです。
では、梅雨や雨の日など
副交感神経が優位になり、
気分が下がった時は
どうすれば交感神経が上がり
気分が上がり、やる気が出るのでしょう?
その方法を二つ紹介します。
①背中を温める
皆さん自律神経がある場所って
ご存知ですか?
自律神経は背骨から出ています。
首の頸椎と腰の下の仙骨からは
副交感神経
背中の胸椎と腰の腰椎からは
交感神経
簡単に言うとこんな感じになります。
なので、交感神経を高めたい時は
背中を温める。
方法は、服を着た状態で首元から
背中に向けドライヤーを使って
温かい空気を送ります。
時間にすると10秒から20秒くらい。
火傷には気を付けて下さい!
朝なら一気に目が覚める感覚と
全身に熱が行き渡る感覚が出ると
思います。
②アロマを使う
アロマは様々な種類がありますが
それぞれ自律神経に与える影響が違います。
例えばアロマの中でも有名な
ラベンダーは副交感神経を高める効果があり
リラックスさせてくれる香りです。
逆に交感神経を高める香りで代表的なのが
レモン
これをアロマディフューザーなどで部屋に
香らせたり、
ハンカチに少し染み込ませたりし
時々その香りを嗅いでみるなどし、
交感神経を高めてみましょう。
レモン以外にも、グレープフルーツや
ローズマリーも交感神経を高める効果があり
比較的、入手しやすいアロマです。
以上のような方法を使って
梅雨の時期や雨などお天気が悪い時
気分が上がらなかったり、
鬱がひどくなった時を薬に頼らず
交感神経を高めてみてはいかがでしょう!
もちろん鍼灸も自律神経を整える
効果のある治療です。
鬱の方の特徴は背中が異常に固く、
交感神経が働きにくい状態ですので、
鍼やお灸で背中をほぐすと
鬱症状が軽減します。
お困りの方は一度ご相談ください。