うつ、不眠 あなたの頭はボコボコしてない?
「頭がボコボコしてない?」…
どういうこと?
と、思われるでしょう。
思わず自分の頭を触った方もいるでしょう。
ボコボコしているという意味ですが、
これまで、うつ、不眠症、自律神経失調症、
パニック障害などの患者さんを沢山
治療してきた中で気付いたのが、
こうした不調を抱えている人の
ほとんどの方の頭は
ボコボコしている
ということです。
頭蓋骨を構成する骨は23個あり、
その中でも脳を守る脳頭蓋は
8個の骨で構成されています。
これらは立体パズルのように
組み合わさっていますが、
それぞれが引っ付いて動かない訳ではなく
ある程度の可動性があります。
実際、頭蓋骨は呼吸に合わせて
独特の動きをしています。
息を吸った時は、前後の方向に伸び
息を吐いた時は、左右の方向に伸びる
という動きをしています。
なぜ頭蓋骨は、こんな動きをしているのか…?
その理由の1つは、
脳脊髄液の循環を生むため
なんです。
脳脊髄液の役割には、
●脳や脊髄を保護する
●脳の水分含有量を調節する
●脳のかたちを保つ
●栄養を供給する
●老廃物や有害な物質を排出する
●脳内の圧力を調整する
などがあり、こうした役割を
するためには、循環する必要があるんです。
しかし、この頭蓋骨の動きは
かなり小さなもので、
見た目には分からず(分かったら気持ち悪いですよね!)、訓練をしていない方なら触っても
まず分からないと思います。
そして、この頭蓋骨の動きは
中ではなく外側のリンパ液を流す役割も
担っています。
最初に言った「頭がボコボコしている」とは
このリンパの流れが悪くなり、
むくんでいる という意味なんです。
なぜ頭蓋骨の周りのリンパの流れが
悪くなり、むくんでいるのかというと、
頭蓋骨の動きが悪くなっているからです。
そして、もちろん頭蓋骨の動きが悪くなる
ということは、脳脊髄液の循環も
悪くなっていることを意味します。
脳脊髄液の流れが悪くなると
脳の神経細胞の健康も保たれにくくなり
身体面や精神面にも、
それは影響します。
では、なぜ頭蓋骨の動きが
悪くなることが起こるのでしょうか?
原因として考えられるのは
●普段の呼吸の浅さ
●強いストレス
●強い衝撃が加わった
が挙げられます。
当院での、自律神経系の不調の方に対する
治療は、巻き肩を治し
呼吸を深く大きくすることと、
頭蓋骨周りのむくみを取り、
頭蓋骨の動きを正常化して脳脊髄液の循環を
良くすることを軸にしています。
巻き肩を治す治療は、
非常に簡単で患者さん本人にも
やり方は覚えてもらい、
普段からやってもらうことで、
姿勢を良くし、呼吸も改善します。
頭蓋骨の動きを正常する
頭蓋調整は
かなりソフトな治療で気持ちよく
ほとんど方は途中で眠ってしまいます。
実は頭蓋骨の大切な役割の1つは
脳の保護なんです。
そのため、強い衝撃や強い力が加わると
頭蓋骨は防御のために
まるで、ダンゴムシやハリネズミのように
一時的にギュッと硬くなってしまいます。
なので、頭蓋骨を強く押したりすることは
危険なんです。
(当院では、強い力で頭蓋骨を押す、小顔矯正やコルギは、おすすめしていません)
もし、これを読んでいるあなたが
うつ、不眠症、自律神経失調症、パニック障害、
頭痛、めまいなどでお悩みなら、
一度当院の自律神経を整える治療を
ぜひ受けてみて下さい!