寝違えて首が回らない…冷やす?温める?
寝違えて首が回らない…
暑くなり、就寝時もクーラーを
使うようになると、
このように寝違える方が増えます。
そんな時、多くの方が迷われるのが、
冷やす?温める?
ではないでしょうか?
その答えは…
冷やす
「温めたほうが筋肉が柔らかくなり
動くようになる気がする」
そんな風に感じる方も多いと思いますが、
寝違えた時に何が起こっているのか、
考えてみましょう。
①筋肉の微少断裂
寝違えて、首を動かすと左右の
どちらかが痛む場合は、
痛むほうの筋肉の繊維が
微少ながら断裂しています。
断裂したところからは、
出血が起こり、炎症も起こります。
この炎症により、痛みを感じている
わけです。
出血と炎症が起きている場所を温めると、
出血も炎症も強くなり、
痛みも強くなります。
ですので、冷やして出血を抑え、
炎症の熱も抑えてあげると
痛みも退いていき、徐々に治ります。
②頚椎の捻挫
歩く振動さえ首に響く…
少し身動きをしただけで首に響く…
ここまで酷い寝違えは、
頚椎捻挫の可能性があります。
皆さん足首を捻挫した時は、
温めるでしょうか?
冷やしますよね。
首も、それと同じで冷やします。
捻挫とは関節構造の関節包や靭帯などを
損傷したことで炎症が起きている状態です。
よって、まず冷やすことで、
炎症を止めなければ、痛みは退きません。
場所が違えど、やる処置は同じです。
冷やす場合は、アイスノンや氷のうを使い
30分程度冷やしましょう。
これを、2時間置きくらいに繰り返すと
早く治ります。
しかし、少しでも早く治したい方には
鍼灸治療がおすすめです。
鍼をすれば、瞬時に首の可動域が広がり、
炎症を抑えるお灸や、
治療院の特殊なアイシングにより、
早く炎症も抑えることができます。
寝違えでお困りの時は、
一度ご相談ください。